6月11日(土)、長岡市越路の巴ケ丘自然公園にて市民探鳥会が開催されました。5月は大雨のため中止でしたので、2ヶ月ぶりの開催です。
参加者も24名と盛況の中、緑の濃くなった散策路を皆で歩きました。
参加者の一人がスギの横枝でさえずるキビタキを発見!みんなで「どこどこ??」「あのスギの…」「いた!」と声を掛け合い、黄色が鮮やかなオスのキビタキを観察しました。(残念ながら写真なし)
少し木々が開けると、ツバメが高速でピュンピュン飛び交っていました。飛んでいる姿だけでツバメの種類を識別するのはなかなか難しいですが、この日はノーマルなツバメでした。
途中の東屋では上空を「ヒリヒリ」と鳴きながら複数羽で追いかけ合うサンショウクイを何度も観察しました。最初はつがいかな?と思いましたが、どうやら縄張りに他のサンショウクイが入ってきたための追い出しのようでした。
今シーズンはサンショウクイとの遭遇率が高いですね。
木のてっぺんに止まっては、観察させてくれるサービス満点のサンショウクイに感謝です。
出現した鳥は博物館の鳥居学芸員がタブレットを使って分かりやすく、楽しく解説してくれるので、初心者の方も、万年初心者の私も安心です。
最後は開けた畑でホオジロやヒバリを確認。電線に止まる若そうなツバメを皆でスコープで観察しました。
鳥たちは現在、繁殖期真っ只中!一生懸命に命をつなぐ野鳥たちの様子を温かく見守りたいですね。
【出現種】
ハシボソガラス・ヒヨドリ・スズメ・キビタキ・アオゲラ・カワラヒワ・ヤマガラ・ツバメ・ホオジロ・メジロ・シジュウカラ・サンショウクイ・ダイサギ・アオサギ・コゲラ・ヒバリ・ハクセキレイ・ハシブトガラス・カルガモ・ウグイス・キジバト 21種
(Kazue Kanai)