冬を越すために秋に北国から日本に渡来して、春になったらまた北国に帰って行く渡り鳥のことを『冬鳥』といいます。
このコーナーでは、長岡市の周辺で出会えるおもな冬鳥たちをご紹介します。
◎野鳥の名前をクリックすると、野鳥の説明にジャンプします。
オナガガモ
分類 カモ目カモ科カモ亜科マガモ属
全長 オス75cm/メス53cm
信濃川など広い河川に群れでいるのを観察できます。水面にある水草を食べたり、水面で逆立ちして水底の餌を食べますが、農耕地まで移動して植物の種子や落ち穂などを食べることもあります。
ホオジロガモ
分類 カモ目カモ科ホオジロガモ属
全長 45cm
長岡にも少数が渡来し、信濃川のほかにも出雲崎~寺泊地域の穏やかな海域でもまれに観察できます。頻繁に潜水して貝や小魚などを食べています。
ウミアイサ
分類 カモ目カモ科ウミアイサ属
全長 55cm
寺泊漁港などの海水域に生息し、魚類や甲殻類を捕食しています。たまに水面に浮いたまま頭だけを水中に入れて獲物を探す行動が見られます。
セグロカモメ
分類 チドリ目カモメ科カモメ属
全長 61cm
秋から春にかけて海岸や河口付近で多く観察でき、ときには内陸の河川などにも飛来することもあります。肉食で、魚類、甲殻類のほか動物の死骸なども食べます。
ツグミ
分類 スズメ目ヒタキ科ツグミ属
全長 24cm
冬になると多数渡来し、各地の山林、公園、河川敷、海岸などの開けたところで観察できます。冬鳥なので繁殖地ではない日本ではさえずりをしません。
マヒワ
分類 スズメ目アトリ科マヒワ属
全長 13cm
東山ファミリーランドやうまみち森林公園などの山地の林で観察できることが多く、木の新芽や野草の種子などを食べています。1羽でいることはあまりなく数十羽の群れをつくって生活しています。
カシラダカ
分類 スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
全長 15cm
冬鳥として多数渡来し、各地の山林の林縁部・公園の草地・河川敷など比較的開けたところで数羽程度の群れで行動しながら、地面に下りて草の種子を食べています。
ご覧になりたい野鳥のグループをお選びください。