繁殖するために春から初夏の頃に南の国から日本に渡来して、秋にまた南に去っていく渡り鳥のことを『夏鳥』といいます。
このコーナーでは、長岡市の周辺で出会えるおもな夏鳥たちをご紹介します。
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サシバ
分類 タカ目タカ科サシバ属
全長 オス47cm/メス51cm
3月末頃から渡来し、各地の里山で観察できます。鳴き声は大きく、4月頃は「ピックイー・ピックイ―」とよく鳴きます。里山の田んぼで小動物や大型の昆虫類を食べて生活しています。
ツバメ
分類 スズメ目ツバメ科ツバメ属
全長 17cm
各地の山林、公園、市街地などでよく観察でき、屋根の隙間や軒下に泥などでおわん型の巣を作ります。また、飛びながら昆虫を捕食し、水を飲むことが知られています。
オオヨシキリ
分類 スズメ目ヨシキリ科ヨシキリ属
全長 18.5cm
農耕地、河川敷、湿地など、ヨシ原のある水辺でよく観察できます。ヨシや近くにある木の枝に止まって「ギョギョシ、ギョギョシ」と大きな声で鳴いています。
キビタキ
分類 スズメ目ヒタキ科キビタキ属
全長 14cm
夏鳥として悠久山、東山、西山など各地の低山帯に渡来し、ブナ林などの落葉広葉樹林を好みます。さえずりは複雑で、林の中間層で鳴いていることが多いです。
ノジコ
分類 スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
全長 14cm
八方台いこいの森など山地の明るい林で観察でき、周辺よりも少し高い樹上で「チョッ、チョロリー、ピリィ」などとさえずります。長岡では生息数が多いことで知られています。
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